新規学校卒業予定者の就職等に関する要請について(福岡労働局・福岡県)
去る5月19日本会役員室において、辻田福岡労働局長より本会正木会長に対して、厚生労働省福岡労働局長、福岡県教育委員会教育長、福岡県福祉労働部長、福岡県総務部私学学事振興局長連盟の、新規学校卒業予定者の就職等に関する要請が手渡しされました。
要旨としては、次のとおりです。
今春の新規学校卒業者につきましては、景気の回復基調に伴う求人の増加や早期の求人提出等により、お陰様をもちまして、3月末の就識内定率は、新規高等学校卒業者については99.0%、新規大学等卒業者については91 .4%と着実に改善しております。重ねてお礼申し上げます。
新規学校卒業者の就識は、学校生活から新たに職業生活に入る人生の大きな転機となるものであり、新しく社会へ巣立つ生徒・学生や家族にとって、雇用の安定は、大きな意味を持つものでございます。
また、新規学校卒業者が安定した雇用の中で経験を積みながら職業能力を向上させ、働きがいを持って仕事に取り組んでいくことができる社会を築くことは、少子高齢化に伴う労働力人ロの減少が進む中、社会の中核となる人材として育成し、将来の社会・経済が発展する上で、ますます重要な課題となっております。
今年度においても、来春高等学校卒業者に対する求人受付が6月20日から開始されます。早期に求人提出をしていただくことにより、9月5日からの推薦依頼に向けて、就職を希望する生徒が、夏休み期間中に十分に検討する時間を確保することが可能になると思われます。
このため、福岡労働局及び福岡県におきましては、関係機関と連携を密にして雇用対策に取り組んで参りますが、何より実際に雇用の場を提供していただく企業の方々のご理解とご協力が不可欠でございます。
会員企業の皆様におかれましては、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
新規学校卒業予定者の就職等に関する要請についての要望書(PDF)
厚生労働省福岡労働局長 辻田 博
福岡県教育委員会教育長 城戸 秀明
福岡県福祉労働部長 小山 英嗣
福岡県人づくり・県民生活部私学振興・青少年育成局長 関 好孝